2010年7月17日土曜日

暫定編集長代行の厄年と引越し

第6号に載せる原稿がさっぱりはかどらない。肝心な学業もややスランプ気味であるし、あれもこれも停滞しつつある。本当に困ったものだ!
そういえば、今年は数え25の男の厄年なのだった。卒論を無事に出し院試をどうやら乗りきったまでは良かったが、あとは空回りしてばかりの今日この頃だ。例年なら通ったはずの入学金免除申請も通らず、食費にして一年分以上も取られてしまった(審査が厳しかったのは事業仕分けのせいとの説があるが、それが本当ならまさに年が悪かった!)。あと半年足らず、何とかやり過ごしたいものである。

さて、しようしようと思いつつさっぱり進捗しないものの一つに引越がある。財政改革を期して、定期代の要らない学校近辺の古いアパートに越して来たいのである。そうして住居費と通学時間の削減が実現できれば、多少賃労働で資本を得るゆとりもあろうというものなのだ(いま『清老頭と資本』という洒落が思い浮かんだ)。
しかし、夏は暑い。物件を回ったり引越屋を雇ったり諸々の手続きをしたりする気が起きぬ。わが気力たちはニートの如く体内だか脳内だかの一隅に引きこもったきり出てこない。本当に困ったものだ!
まあ、単位は足りそうなことであるし、10月以降の学期中のウィークデイを一二週ぶん引越に割いても別にさほどの痛手はないのだが……。
しかし、秋冬に探した一見良さそうな部屋は、実は夏にはGKBRが猖獗を極め藪蚊が血という血を奪いに襲来するゲヘナ(ロシア語だとгеенна。いま「わにのгеенна」という洒落が思い浮かんだ)である可能性を持っているのだ。昭和なボロアパートとなればなおさらその危惧は見逃せないのである。さすれば、やっぱり夏のうちにどうにかすべきなのか。しかしやる気が起こらない。ああ何たる堂々巡り。本当に困ったものだ!

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