2010年7月11日日曜日

ブックフェア

行ってきました、ブックフェア。

知り合いに会うのではないか、などと思ってもいたのですが、あれだけの人数と、またこちらも本をあれこれ見るのに夢中で、結局だれも見かけないままに一日過ごしました。

多少は電子書籍や端末なども覗きつつ、また児童書なども見てみつつ(デンマークの絵本なんか、もっとじっくり見てもよかったかな)、メインはやはり人文書や語学書。
筑摩、河出、平凡社、白水社、三修社、意外なところだと明日香出版やベレ出版、それに国書刊行会や法政大学出版の本などにも目を奪われて、しかし重い荷物を持ちかえる準備をしていなかったのもあり、あまり買えずにすごすごと帰ってきました。特に国書はいろいろ欲しかったです。
それでも一世代前の研究社羅和辞典がバーゲンで売っていて、これは! と思って買ってきました。新しい羅和の方が例文が多くて個人的には好みですが、やはり辞書好きとしては一冊は持っておきたい本でしたし、これだけでも行ったかいはあったかな、と思います。

でもなにより、あれだけの人が夢中になって本を漁っているのを見ると、まだまだ人は活字文化に(絵本などそれ以外もあるにせよ)飢えているのだな、と嬉しくなりました。一方では時代の進化やメディアの変化に目を向けないといけないとも思いますし、それはそれで積極的に向き合いたいものですが、他方、文字文化が培ってきた歴史の重みが、それらによって簡単に吹き飛ばされることはないはずで、まだまだ表現する者(とりわけ個人)とされる者をつなぐ一番の媒体は文字であり続けるのだな、などと再確認しました。

うまいこと、書き手と読み手が共存し、その間の媒体が健全に維持される状況であり続けて欲しいものです。僕らもできることはやらないと。

2 件のコメント:

  1.  ああ、あたくしもおりました。カーライルの『衣装哲学』の原書を購入いたしました。(バーンズ夫人)

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  2. さようでございますか。それはまた、マニアツクな御本でありますね。
    手前は、幾冊かドイツ語のものを手に取りましたけれども、買うに至りませんでした。修行が足りませんね。
    次回こそは何か珍しい本なぞ発掘してまいりたいと思います。

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