2010年9月25日土曜日

Kindleに独和辞典を入れる

Kindleのことばかり書いていていいのだろうか、と思いつつ、どれだけはまっているかをそこから察していただけたらと。

Kindleは3になって、日本語対応しました。ということは、辞書だって頑張れば入れられるわけで、実際すでに英辞郎が出ています。おそらくいずれもっと増えるだろうし、ドイツ語も「アクセス独和」あたりが入るとは思うのですが、いかんせんドイツ自体あんまりKindleで盛り上がっていない感じで、コンテンツが充実しない以上、いつまで待てばよいのやら、という感じです。

というわけで、PC用の「クラウン独和」を買ってきて、入れてみよう、と試みたわけです。ちなみに我が家にはすでに紙の同書が2冊ある上に、電子辞書にも入っていて、今更PCに入れてもしょうがないのですが、Kindleで使えるとなれば話は別です。というより、単に新しいもの好きの血が騒いだというべきかもしれません。

ネット上の情報を辿りに辿って、BTONICからEPWINGへ、と順調に来たものの、いろいろと困難がありました。英語と日本語だけならShift_Jisが、横文字だけならASCIIがある、しかし使いたいのはUnicodeなのだ、とか、またドイツ語の特殊フォントは「クラウン」の方で画像として扱われていて、置き換える必要がある、というわけで、そのまま使えるスクリプトが見当たりません。データをテクスト形式で持っていながら、最後の形式に変換できなかったので、辞書の形式をスクリプトを参照にしながら把握して、自分でマクロを書いて(さすがに辞書なので、大量処理ができないと話にならないのです)苦闘すること24時間弱、ようやく形式変換できました。
(なお、手探りで変換してはマクロを書き変え、という具合だったので、ここでアップロードできるような一括スクリプトのようなものはありません。万一検索などで辿りついた方はすみません。)

というわけで、スクリーンショットをいくつか。Kindleはショートカットで(alt+shift+G)スクリーンショットが撮れるのです。

こんな感じ。ただ、Kindle3は現時点で「~」の記号が出ないんですね。Kindle for PCだと出ですが。あと、右下の「more」の上が消えるのはどうやら仕様のようです。英辞郎を使っていても同じ現象が起こるのですが、業者さんのせいではなかったということですね。

辞書を選ぶとこんな感じ。但し、とても重い。英辞郎よりデータ量が少ないのにこうなのは、たぶん辞書を作る際のhtml分割数が少なかったのではないかな、と反省。一般的な独独くらいにしたつもりなのですが。
//訂正:そのあと使っていたら特に遅くはありませんでした。

まあ、活用形が拾えないので、実はあんまり役に立ちません。むしろ、英和以外もいけるぞKindle! という将来性のアピールとして、参考になればなどと思いつつ。

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