2010年8月24日火曜日

もうすぐ完成

さて、なんだか枠物語のようなブログになっていて、完結まで別のことを挟むのは差し控えようなどと思っていたのですが、「本郷通り、」の次号をお待ちの全国150名(平均発行部数)の皆様にご連絡をと思いまして。
「本郷通り、」6号は、特集:宇宙が小特集:小宇宙になってしまった感がありますが、無事ゴール一歩手前まで漕ぎつけました。あとは発見した誤字などを直して、リソグラフで手作りするだけです。そう、いまどきリソグラフなんですよ、コスト削減のために。それでもガリ版の時代に比べればずいぶん楽になりました。

いずれは電子出版なども考えつつ、ホッチキスで留められた安っぽい紙の束にもどこか愛着を覚えつつ、われわれは複製技術時代の芸術を生きていますよ、ベンヤミン先生。これが芸術と言えれば、ですけどね。

3 件のコメント:

  1. 編集(河岸)2010年8月25日 2:12

    ああ、いつも版が完パケしてからネタを思い出してしまう…。
    宇宙特集ならば、赤瀬川原平「宇宙の缶詰」の話はどこかに書きたかったな。今や、というか昭和30年台からこのかた、この宇宙は一個の缶詰の内容物と化しているのです。
    前回の女優特集では、今敏「千年女優」のことを書き漏らしてしまったし。
    まあ、そういう補足こそ、このブログを活用して発表するのが良いのでしょう。いずれ落ち着いたら投稿しよう。

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  2. 編集(片山)2010年8月25日 22:19

    河岸せんせい、あまりに霊感が強すぎますよ。
    まさか今敏がこの年齢で亡くなるなんて。
    やっぱり人は執念だけで生きられるものでもないんだな、と
    彼のブログを見て思いつつ。
    ぜひ追悼記事でも書いてください。

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  3. 編集(河岸)2010年8月26日 0:11

    昨日の今日で訃報に接することになろうとは。
    私事ですが、今敏監督とは高校の同窓でありました。
    どこかの映画館のスクリーンで悼む機会が得られればよいのですが。

    それはさておき。今日は開室日なのを忘れていて引越屋の見積りを呼んでしまい、不覚にも家を離れられず。
    次こそはきっと作業に参加します。良かったらメールで呼びつけて頂ければと思います(←これが「暫定編集長代行」の言葉だろうか)。

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