最近、気温が下がって……いたのは一時的だったようですが、おかげで多少は散歩がしやすくなりました。雑誌名のとおり、編集拠点は本郷のあたりなのですが、どちらに向かっても歩いても何かしらあって、お散歩カメラなど持ってのんびり歩きまわるにはいいところです。
このあいだは、コンパクトカメラを2つ持って、本郷から秋葉原まで歩きました。そのときの写真でもいくつか貼っておこうかと思います。長くなってしまったので、「追記の区切り」というのを使ってみる。
これは東京大学病院の上にあるレリーフ。この下に出入り口があります。普段は持ち歩かない、ズームのきく(といっても7倍ほど)カメラを使いたかったので撮ってみました。持つカメラによって、それが撮れる構図へと意識が変わるのでたまにはいいですね。
次も同じカメラ。たぶん、赤門をくぐる道をたどって、竜岡門の道に接続する交差点のところ。
望遠マクロは、うまくなった気になれるからいいですね。でも、ほんとにきれいな花でした。
竜岡門を出て、湯島聖堂の方へ。道中、カメラをGR Digital3に切り替えて、いくつか写真も撮ったのですが、ISO感度1600のまま撮り続けるという不覚によって(ノイズ・リダクションの性能を試すために設定したままでした)、載せられるような写真は撮れず。
設定を直してとりあえず、湯島聖堂でありがちな一枚。
べたですが、大成殿。実際この場にくると厳かな気分になって、これは撮らないと、という気になるのです。
石段の上から遠景を写すとこんな感じ。
ちなみに、この画面中央のビル群を、先ほどのズーム機の望遠端で写すと次のとおり。(ちょっとシャープを強めにかけています)
画質はともかく、やっぱりズームでないと撮れないものは撮れない、ということですね。秋になって散歩用に、一眼を買おうかな。
湯島聖堂は周りをぐるりと壁が囲っています。どうにかその外が撮れないかとカメラを伸ばしてジャンプして撮影。
豪快に失敗する。しかし、妙にブレかたが生々しいので、これはこれでいいもの撮れた、という気に。
次は、仰ぎ見るべきあのお方。
そう、かの孔子先生です。このド迫力にはただもうひれ伏すしかありません。もっとも、ひれ伏さないでふつうに見ると
意外とミニチュアみたいな雰囲気も。周りの樹が高いせいなのか、頭身が低いせいなのか。
こんな感じで辿りつつ、秋葉原についたものの、今の秋葉原は、どこか観光名所化していて、昔ほど内向きの衝動のようなものを感じません。ラジオなりパソコンなりを、「自分で作る」、誰が何を好きだろうと、「自分はこれが好きだ」というタイプの人の場所だったと思うので、どうも最近の画一化されたサービスを受けに行くお客様意識は、ちょっと自分にはそぐわない。
などと言いつつも、ヨドバシやブックオフに足を運んでしまうあたり、言行不一致なのかもしれません。あとはソフマップのCreator's Land(だっけ?)とか。昔の音源やUSBオーディオが意外と中古で高値なんだな、などと観察してきました。
アキバは人が多すぎて、落ち着いて写真を撮ることもできず、2枚だけ。
これは多分、総武線の高架下。改装か、店舗の売却かわかりませんが、「驚異の下取り値引き」のメッセージだけが残っていて、よっぽど最後の売れ残りを買いたたかれて悔しかったんだな、と想像させます。
これが最後の写真。ゲームセンターの裏の細い道は、意外と空いていて、ゆっくり写真が撮れた。
0 件のコメント:
コメントを投稿